私の所属する登別市議会も統一地方選により、令和5年4月23日が選挙告示日で、立候補届出日となります。現在定数19名のところ、19名の候補予定者に留まっており、現職16、元職1、新人2の構成ですが、このままでいくと24日の午後5時をもって受付は終了し28年ぶりに市議会選挙は行われず、市民の審判を受けずして候補者は全員議員となります。
選挙戦は身心ともに労苦が多く、もし「無風」となれば正直安堵している反面、これで良いのかと現職候補の私自身、何かやるせない気持ちになります。
元職1はともかく、新人2名の技量、見識、人格は未知数ですが、高邁な理想を胸に抱いていることと思われますので、当選後はそのお手並みを拝見したいと存じます。
「選挙」というジャッジを経ずに初当選し、議員になったことは新人候補者にとって大変僥倖と言えることですが、先達として一言、議員になるよりも議員になってからのほうが大変であると申し添えたいと思います。活躍を祈念します。
風立たず