この時期になると、毎年全国のどこかで鳥インフルエンザの発生が報道されます。
このウィスルは主にカモなどの渡り鳥が国内に持ち込むとされ罹患して死んだ野鳥をネズミやカラスが捕食し、それら個体が養鶏場に侵入して、発生させることは誰もが周知の事実です。事業者は最悪の事態に備え徹底した防疫対策を施しておりますが、やはり完全に防ぐのは難しいようです。
北海道内の家禽飼育場で発生した高原性鳥インフルエンザの発生と大規模な殺処分羽数は2022年だけでも、4月白老町で約52万羽、10月厚真町で約16万羽、11月伊達市で約15万羽と、この数の多さに「どうしても殺さなければいけないのか」「鳥専用のインフルエンザワクチンは」など思いつくものを事前に調べてみましたが、今の方法より手立てがないといったところが現状で、何かやるせない思いが心に残ります。
11月に発生した伊達市の場合は約15万羽の対象数に主に道職員が作業に従事すると報道がありましたが、実際に手を下す担当者の心に去来するものは何であるのか、職員等に対する心のケアはどうしているのか、そちらの方が気がかりでなりません。
鳥インフルエンザ