雪虫

 先般、登別市と近隣自治体の令和7年度実施国勢調査(人口・世帯数の各定数、以下「国調」という。)の集計結果が公表されました。
令和7年10月1日現在 人口41,946人 世帯数20,049世帯と、想像以上の減少数に衝撃を受けました。
登別市の人口・世帯数について市公式ウェブサイトでは
令和8年9月末日現在で人口42,146人 世帯数23,581世帯 
令和7年9月末日現在 人口42,900人 世帯数23,740世帯
 と国調との結果が違っています。自治体の公表する人口は住民基本台帳(住民票)を基準にしているのに対し、国調は実際の居住(外国人は実居住者を対象)、生計単位、実地調査の確定値を基に算出されているので、こちらのほうが現実に近いものといえます。
この度の国調における登別市の人口数41,946人は、昭和41年頃の登別町時代の水準とほぼ同様で、人口だけを見れば確実に先祖返りが進んでいます。
 胆振管内ではやはり苫小牧市が最大で人口は164,286人、西胆振3市3町(室蘭市・伊達市・登別市・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町)の人口を合わせても159,481人なので、もはや苫小牧市には及ぶべくもありません。

この国は衰退に向かっています。
 国民の意識も最近は左傾していたメトロノームの針もかつてよりは徐々に中正(ニュートラル)の位置にもどりつつあるような気もしますが、言われなき各種ハラスメントにハラハラとし、絶対数が少ない若年層に気を遣いながら、休日ばかりが増えていき、権利ばかりを主張する社会に未来の光明は感じられず、力の強い海外のinvading forcesに支配され初めて目が覚めるのかもしれません。
 秋も深まりちらほらと雪虫の姿が見えるようになりました。グリーンシーズンの終わりを告げるこの虫を見ると心の寂しさがつのります。国を支える一人一人が覚醒しなければ、この国と国民は晩秋の雪虫のようにいずれエピローグを迎えると思います。

いつもの定型的常套句で締めくくります。
「ほら冬の足音がもうすぐそこまで来ていますよ。」