戦後最大の危機

 新型コロナウィルスは想像以上の速度で首都圏を中心に全国でまん延し、政府から感染症緊急事態宣言が4月7日に発令されました。
 内閣官房のホームページをみますと、都道府県知事により外出自粛要請がなされた場合であっても、医療機関への通院、生活必需品の買い物、必要不可欠な職場への出勤、健康維持のための散歩やジョギングなど生活の維持に必要な場合には外出できると書かれています。
 つまり外出自粛要請はあくまで要請であり、強制力はありません。国民の私権の抑制につながることはできないという政府の見解です。
通勤や通院、生活必需品の購入は理解できますが、健康維持のための散歩やジョギングが生活の維持として必要であるのか、
戦後から今日に至るまで宗主国の核の傘の下で『平和』の名のもと、現実的な危機も感じることなく国民の意識は変化しました。ここに己が権利ばかりを主張する国民、自らの義務をないがしろにし、公の観念と危機意識が欠如した日本国民が多数存在することに改めて気付かされました。日本人の矜持など、まともに読めない人、意味をわからない人がほとんどでしょう。
 平和というぬるま湯に75年浸りつづけ、残念ながら上記のような国民が発生し培養され熟成しております。

 この国も衰退期に入りつつある現在、ぬるま湯の浴槽も近い将来、日本人以外の何者かに栓を抜かれる気がしてなりません。