JCHO登別病院は土砂災害警戒区域内にあります。事実過去において昭和58年、病院背後の斜面が大規模な土砂崩れを起こし、壊滅的な被害を被りました。その後平成17年に雪崩の被害もあり、画像のとおり、現在においても安全とは言い難い立地条件下にあります。
また近年の地球温暖化の影響から、全国的にゲリラ豪雨が多発しており、元来年間降雨量の多い登別市は、警戒区域内の土砂災害の発生を常に留意しなければなりません。
本来患者の安全を第一義として考えなくてはならない病院がこのような状況下に存在しているという、長年あえて不問にされ続けてきたこの問題を、今後は真剣に議論しなくてはなりません。