日頃より「言葉遣い」に気を付けております。
その用法によって言われた人が気分を良くするも害するもこれ一つで、時には深い感銘を与え、時には心に深いダメージを与えたりと、正に形のない「諸刃の剣」です。若いころは乱暴な言葉を使い友人知人と深い溝ができたこと、交際相手を傷つけたことがあり今も相手に謝罪したい思いに駆られるのです。
そのような過去の反省から、なるべくマイナスのことは言わぬように心がけていますが、数年前、言霊(ことだま)という言葉を耳にしました。その意味を調べてみると「古来より我が国に伝わる言葉に宿る霊意、霊力」との事でした。
酔狂な特性のある私は、それは本当か、発した言葉に何らかの効能があるのか、それは現象として現れるのか実験を始めることにしました。
初当選以来、毎朝7時に自宅の神棚を拝礼することを日課としておりますが、そこで二礼二拍手一礼の後に「親切にします、明るくおおらかにします、謙虚になります、素直になります、感謝の生活をします。」と唱和を追加することにしました。家人は「また変なことを始めた」と揶揄しておりましたが、毎日行っているうち何も言わなくなりました。
唱和実験を継続していると、供えてある榊(さかき)に少しずつ変化がみられるようになりました。売っている榊は細かい枝葉を寄せ集めて輪ゴムで巻いたものですが、以前は1ヶ月程度ですべて枯れていたものが、唱和を開始してからは数ヶ月保持するようになり、もちろん枝葉の多くは枯れていきますが、中には切り口から根を出す枝や、新芽を出す枝も現れました。手入れといえばたまに水を補給するだけです。現在残っている最古の枝は令和4年1月の枝で別の容器に移し替えて今も生き長らえております。
実験の結果から、発する言葉には何らかの効能があることは事実だと思います。
ことだま